GW明けにひたひたと悲しみ。

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数日振りの更新しながら鏡の中の自分に「太った?」

何故だか女性はGW明けが体重の増加が著しいとか何かのニュースで見たような夢だったような。女性限定ってなんなんだろうな。男子は運転とかするから? 長い距離を? 根拠の部分を聞き忘れてしまったのか聞いたのに忘れたのかとにかく覚えていないのだった。なんの役にもたたない立たないむしろ建たないぐらいどでかくどんと木っ端微塵に役立たず。

明けで皆さん、心身ともに乗り切らない一日ですかどうですか。私はGWが終わって良かった。休みというとなんだか気が急くのでした。何か有意義な事をしなくちゃ、とか。無駄にあたふたする。

それでアサガオとトマトの種を蒔きました。古い古い種。長く十数年単位でずっとそういうことをする心の余裕とゆうのかゆとりがなくて、しまいこんでいたもの。果たして芽がでるのかでてほしいけどどうだろう。それから近所にある大学のキャンパスを歩いた。軽い気持ちで行ったけれどもあれはもう一つの街もしくは世界。食堂は複数あるしトレーニングジムとかコンビニとかドトールまであって、自然は豊かだしテニスコートに武道館に体育館に図書館にトイレは隅々まできれい。そこで全てが完結できそうに広くて住んだらさぞかし便利であろうな。学生はキャンパス内を自転車で移動するかもしくは循環バス! まであるらしくて至れり尽くせりなのだった。私は大学生活というものを送らずに大人になったのでよくわからないけれども、大学とはこんなにもなんでもあるのか。あらゆるものを提供するからさあ学べ! という気合、漲る意気込みは大学側のそれなのだろうが、そういうものって学生に届くのだろうか。一部の学生には届くのだろうか。あるいは親の意気込みもあるだろうな。高い学費を払っているのだからそれはもう。届け。

息子氏が大学に行くとか行かないとか言っている時にそこそこ色々調べてみたけど、私大の学費の高いこと! それはまああのキャンパスを見れば、いたるところにお金がかかっているのがわかるけれども、わかるけれども私からしたら目の玉が飛び出さんばかりの金額ですわ。みなさんどうしているの?

どうもこうも払わなきゃいけないんだから払うのだろうし、私が親としてそういう立場にたったならばどんなことをしてでも払うのだろうし、一度は腹もくくったけれどもさ。けれどもよ。奨学金もあるけど奨学金破産とかそういうことが囁かれている昨今で、もう本当にどうしたらいいのだろうね。などとキャンパスを歩きながら果てしない気持ちにもなった。何かがズレているような。

そして私は親でもあり子でもあるわけで、自ずと自分が専門学生だった頃のことなども思い出し、あの当時だってこのキラキラしたキャンパスとまではいかないけれどやっぱり恵まれていたのだろうし、でもそれに全然気がつかなくてその時のその場の楽しみのことしか考えてなくて親の押し付けがましさのまるでないありがたみ、苦労、心労なんか全然これっぽっちも感じていなかった。感じようともしていなかった。母なんかもう死んじゃって父なんかもうボケちゃって、それを思うとあちこち渋滞しているであろうこの時期にすっかすかの歩行車天国みたいな校内の車道をてくてく歩きながら泣きたくなった。校舎にも入ってエレベータにも乗って屋上行って見晴らし最高だったけれどたまらなく悲しかった。母はよく私に「優しいね」とか言ってくれてたけどみてよ私は全然ちっとも優しくなんかないのだよって、懺悔を通り越えて消えてしまいたいような気持ちになった。

それなのに私は泣かなかった。表情も変えなかった。誰にも何も言わなかった。何事もないかのように笑って。

なにもかもいつも遅すぎるし言葉はいつも足りなくて、感情だけが体の中でぐつぐつに腐っていく刹那。