お花とお布団と。

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作ってみた。葉っぱが欠けてるけれども。あと写真の撮り方よ。

自分の進んでいく方向性が全くわからないままにいろいろやってゆく時期だと腹をくくる方向で進んでいく方向。ややこしいし回りくどい。つまりはわからないし腹もくくれていないということ。

引っ越してから生花を飾れていないのでキッチンのテーブルにこそっと置いた。まあ引っ越す前も生花など数回しか飾った事はないのだけれど。

昨日は夏のような暑さだったのに、今日の当地は曇っていてとても寒い。心身が急いで冬眠体制に入ろうとしているのか、気がつくと布団のことを考えている。ああ布団。

未婚の頃は布団と結婚できれば最高だと思っていた。病める時もすこやかなる時も圧倒的な強さと優しさで私を包み込んでくれるのは布団しかいないのではないかと思っていた。布団とタイマンはるほどの殿方がでてくればまあ考えなくもないけれど、と何故だか上から目線でぼんやり考えていたけれども、恋に落ちたらそんなことはさくっと忘れてしまうものだね。

よその殿方に走っても、結婚してからも、変わりなく私を包み込んでくれる布団の心の広さを見習いたい。蹴られてもベランダから落下してもめげないキミ。その深い愛情に答えるべく私は今夜も早々にキミのもとに行く事にするよ。今日はお酒なんか飲まない。本当さ。酒臭い息を一晩中嗅がされるキミの気持ちを思うと胸が痛むから。今夜は歯磨きしたてのまっさらな口臭をひっさげてキミにキスをしよう。

 

いったい私はどこに向かおうとしているのか。