牛乳で作るタイプのココアの粉をお湯で溶いたら不味いです。

涼やかな風が入ってくる。室温は30度。今までが酷すぎたから30度でもちょうど良い気温に感じる。汗もかかずにさらっとしていて気持ちがいいくらい。

昨日は夕方に隣の市の図書館に行ってみた。距離でいうと、暮らす市の図書館よりも近いから。自転車で30分くらいで、運動にもなっていい具合だし、設備も整っていて過ごしやすい感じだった。一日中篭っていられそう。当たり前だけど、知らない、みたこともない本がいっぱいあって、一人密かに興奮していたのだった。棚に並んだ本を、端からかたっぱしに読んでいけたら幸せだろうなと思う。そのすぐ後に、生きている間に全部読むなんて不可能なんだよなと思いなおして、どうしたらいいかわからなくなる。家にも読んでいない本がたくさんあって、果てしないなあという気持ち。ワクワクするようで不安なような、気持ちが急くし途方にくれる。

とかく書き物に集中している今、読書ペースが落ちていて難儀。書きながら読めて、歩けたり料理もできたりすればいいのにとか無茶なことを考え出しはじめる。スマホを見ながら歩いている人が大勢いるのだから、本を読みながら歩く人間がいてもいいだろうか。すぐ事故にあいそうだけれども。

新しいココアの粉を開けて入れてみたら、それは牛乳に溶かすタイプの物だったらしく、お湯だけで溶かしたらヘンな味がする。ワインみたいな日本酒みたいなアルコールの味がほんのりとする気がするけれど、入っているわけがないから気のせいだろう。牛乳を飲むとすぐ腹が下るからどうしよう。不味いけど、不味いんだけど。

しかしこの不味いのを牛乳で溶けば、本当にココアになるのだろうか。化学反応のようで不思議。試したいけど腹が下るし、でもきっと試すだろう。おりをみて絶対に。